現代人に多く見られる「姿勢の崩れ」。
背中が丸まり、肩が前に出て、あごが前に突き出た状態…。
気がつくと、そんな姿勢になっていませんか?
一見「姿勢が悪い」だけのように見えて、実はその背景には以下のような要因が潜んでいます。

姿勢不良を招く主な原因
- 長時間のデスクワークやスマホ使用による「前かがみ姿勢」
- 運動不足による「胸郭まわりの可動域の低下」
- 肩甲骨や骨盤まわりの筋力低下による「体幹の不安定さ」
これらの積み重ねによって、「立っているだけ」「座っているだけ」でも身体に無意識の負担がかかり、肩こり・腰痛・疲労感・集中力の低下など、日常生活のさまざまな不調につながります。
姿勢改善のカギは「胸郭」と「体側の柔軟性」
その解決の糸口となるのが、「胸郭」と「体側」へのアプローチです。
胸郭とは?
胸郭(きょうかく)とは、肋骨・胸骨・背骨などで構成される胸の骨格構造。
呼吸運動に深く関与しており、この部分が硬くなると呼吸が浅くなる・猫背になる・胸郭の可動域制限といった問題が生じます。

肩甲骨が動かないと、どうなる?
肩甲骨(けんこうこつ)は、腕の動きだけでなく「姿勢」や「呼吸」「体幹の安定」にも深く関係しています。
肩甲骨モビリティの低下が引き起こすこと
- 肩がすくんで、首に力が入る(→ 首こり・肩こり)
- 背中が丸まりやすくなる(→ 猫背)
- 肋骨の動きが制限される(→ 呼吸が浅くなる)
- 腰や背中への負担が増える(→ 慢性的な疲労)
つまり、肩甲骨が滑らかに動かないだけで、全身に悪影響が広がるということです。
当施設でのアプローチ方法
私たち【肩こりラボ アスレティックセンター】では、姿勢改善の第一歩として、次のようなアプローチを実施しています。
1、肩甲骨モビリティ
肩甲骨を上下・内外に自在に動かせるようにし、肩まわりの柔軟性と安定性を両立。
2、体側(わき腹)のストレッチ
肋骨〜骨盤にかけての筋肉を緩めることで、上半身の伸展・回旋のしやすさを引き出します。
胸まわりが動くと、カラダはここまで変わる!
実際に胸郭と体側が動くようになると、こんな変化を感じる方が多くいらっしゃいます。
- 背中が自然に伸び、丸まりにくくなる
- 肩が開いて呼吸が深くなる(吸う息が楽になる)
- 体幹が安定し、歩行や動作がスムーズになる
- 緊張がゆるみ、疲れにくくなる
これらはすべて、「姿勢が整った結果」として得られる副次的な恩恵でもあります。
姿勢は“意識”ではなく「可動域」と「筋力」で変わる
「姿勢を正そう!」と意識だけで直すのは、長続きしません。
大切なのは、正しい姿勢を自然と“キープできる身体の状態”をつくること。
つまり、「関節の動きやすさ(可動域)」と「支えるための筋力」がポイントになります。
当施設では、科学的な評価に基づいて、可動域の制限や筋力バランスを分析 → 必要なトレーニングとストレッチを提供。
一人ひとりに合わせたトレーニングプランでマンツーマン指導を行っています。
肩こり・呼吸の浅さ・疲労感でお悩みの方へ
- 「肩こりがなかなか良くならない…」
- 「疲れが抜けない」
- 「姿勢が悪いのは分かってるけど、どう直せばいいか分からない」
- 「深く息を吸えない感じがする」
そんな方こそ、ぜひ一度、胸郭と体幹からの姿勢改善を体感してみてください。
学芸大学駅近くで、肩こり・体の不調を改善しながら通えるジムをお探しの方へ


